この記事では、DXについて解説します。
実例をイメージしながら読むと、カンタンに理解できるようになってます!
この記事の内容
- DXとは
- DXのメリット
- DXの実例
DXとは
DX … デジタル・トランスフォーメーションの略
カンタンな概要
データと情報技術を活用して、下記の改善を行う
- 製品やサービスの改善
- 社内の改善(業務フロー、経営判断など)
参考:経済産業省の定義
企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービスビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化、風土を変革し、競争上の有意性を確立すること
DXのメリット
カンタンな概要
- 業務時間の削減ができる
- 顧客のニーズを把握して、対応できる
- 新しい製品やサービスを開発できる
メリット1. 業務の削減ができる
例 … 紙で書いていた書類作業を、webでできるようにすることで『印刷』『記入』『適切な場所に提出しに行く』という作業を削減できる。
メリット2. 顧客のニーズに答えやすくなる
例 … 顧客の行動データを分析することで『なにを求めているか』『合わせ買い』を把握できるようになる。例えば、三越伊勢丹ホールディングスは、実店舗とEC店舗を用いて、ECで得られた行動データを実店舗の売り場構成に利用している。
DXの実例(例えば)
例1. MicrosoftのDX(製品の改善)
DX以前は製品買い切りだったマイクロソフト。
クラウドのサブスクリプションサービスとして提供することにより、利用率や製品の離脱などを測り、製品へフィードバックし改善に役立てている。
例2. 東京水道局のDX(サービスの改善)
お客さまセンターへの問い合わせをAIを通じて対応する内容。
問い合わせ内容に応じて、オペレーターへ回答候補を示すことで
問い合わせから回答時間を短くした
例3. SmartHRのDX(業務フローの改善)
入社に必要な登録作業や、雇用契約などをペーパーレス化。
また、給与計算や年末調整、人事評価などもwebサービスから利用できるようにして、利便性を高めた。